まず最初に言っておくと、私は一年間を通してこの作品が史上最高に嫌いになりました。今後もネガティヴな意見が散見してしまう事は間違いないだろうとだけ書いておきます。
しかし、良い所は素直に良いと認める事も忘れないようと思ったので、良いなと思った部分や気に食わない部分を記録し、視聴時に何が引っ掛かりを残したのかを追求していく為に文章にして記録していくのを主体とし感想を書いていくつもりです。
まあ前置きはこれぐらいにして、本題である2期一発目である51話についての感想をば。
長々と話の内容を書いてもアレなので、ざっくりと良い点・悪い点だけ挙げます。
良い点
・話の入り方に新シリーズが始まったという爽快さがある
・2期の第1話と言う事もあり話の構成や見せ方が非常に良く、テンポも申し分ない為に純粋に続きが見たくなった
・新キャラを出し惜しみせずに登場させている
・OP、ED、エルザの持ち曲と楽曲が素晴らしい
・エルザは新しいCGモデリングという事もあり、劇的では無いものの改善されている&カメラワークがマシなライブ映像
・エルザというキャラクターのヴィラン性が良い感じに緊迫感を醸し出している
・S4になって一ヶ月が経過したと時間を飛ばす事で余計な描写を省いている
・早乙女あこが可愛い、緑トリオが出ている
悪い点
・OPのローラが余りにも酷い
・相変わらずリリィの扱いが謎
・幹部ローラが案の定周りから浮く
・CGモデリングは多少改善されているがアイカツ一期から二期の流れを思うと残念なのが正直な所
今回、見ていて直ぐに勘付いたがやはり脚本は構成の柿原さんが担当していた。一期の頃からそうだったが柿原さんが担当する回は、他の回など比べ物にならないぐらいに洗練されている。特に今回はそれが如実に現れており描写にも無駄が感じられなかった。だが、柿原回が良くても他が糞というのは前回で嫌と言うほど見せつけられたので安堵は出来ないのが難点。
まあ今回の脚本に関しての疑問は、リリィがまたよく分からん扱い受けてるなぁぐらいで全体を通して見ればよく出来ているなという印象しか感じなかった。
然しながら、OP冒頭でのローラが目も当てられない程に痛々しく、最早目に毒。いつもの4人で唯一、彼女だけが幹部服を着て並び立つ姿は余りにも歪すぎる。何故、S4の服を着たゆめ・真昼・あこの中にゆずを入れなかったのかが疑問で疑問で仕方ない…冒頭にあるS4のシーンは普通にゆずを入れたら良かったのでは?と誰もが思った事でしょう。
ゆめとローラが通常ドレスを着て並ぶシーンや4人で私服を着て並ぶシーンがあるのだから、あのシーンに無理矢理ローラをねじ込む意味が何処にあるというのか。
作中でもローラは勿論幹部服を着ているので、主要キャラとの違和感を感じるのは避けられません。しかし、幹部は学級委員長レベルのもんだと考えれば多少なりマシになるでしょ、多分。
そんなこんなで始まった「星のツバサ」の第一話が予想以上に良かった為に自分の中で再び期待感が生まれたのだが、これもまた前回のように容赦なく叩き潰されるのだろうという確信にも似た懐疑があるので期待はせずに視聴しようと思います。
今回の結論、51話自体は普通に面白いが今後はどうなるやらに尽きる。